アート 金屏風 金屏風は浄土信仰に由来する丸谷才一初出:隨論 六日のあやめ(國華 第1331號 第112編 第2冊 2006年)2011年に出版された「樹液そして果実」という評論集に再録「六日のあやめ」なんていう謙遜されたタイトルを付けてますが、その内容は... 2022.09.13 アート
アート 蔦の細道 「言海」を編纂した国語学者の大槻文彦は「デモクラシー」の訳語に「下克上」を当てたそうですが、応仁の乱(1467〜1477)、一向一揆(1465〜1580)に象徴される室町のこの時期は、社会体制がくずれ、その崩壊の形が下克上の形をとり、結局は... 2022.08.29 アート
文学 気分の近代化 ー 春愁三首の発見 大伴家持生誕 養老4年(720年)頃死没 延暦4年8月28日(785年10月5日) 天平勝宝5年(753)2月23日に二首(家持33歳)原文:春野尓 霞多奈毘伎 宇良悲 許能暮影尓 鴬奈久母 春の野に 霞たなびき うら悲し この夕影に うぐ... 2022.03.16 文学アート
文学 啄木と折口 マネとセザンヌ 1910年(明治43年)12月石川啄木は24歳で処女歌集『一握の砂』を出版した。一つ年下で、国学院を出たばかりの折口信夫は熱心にこれを読み込み、ひとつひとつの歌に評価と書き込みを残したそうで、なかでも後に折口が「私はこれを読んで、啄木は初め... 2021.10.24 文学アート
文学 江戸の美意識 「小股の切れ上がったいい女」とは「小股が切れ上がる」とはどういう「様」をいうのか。杉浦日向子が「ぶらり江戸学」という著書の中で この左はじの女の人が「切れ上がってる」んです と、受け合ってくれている。 「小股の切れ上がったいい女」というの... 2021.02.22 文学アート